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遊んで学べる!人と自然の博物館(ひとはく)で子どもの好奇心を育てちゃお

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この記事はさんだびよりを応援するいちご農園「原田いちごファーム」の提供でお送りします。

三田市弥生が丘にある「兵庫県立人と自然の博物館」に遊びに行ってきました!

人と自然の共生がテーマの、通称「ひとはく」。昆虫や動植物の展示がメインかと思いきや、兵庫の自然誌や期間限定の文化的な企画展示などが盛りだくさんなんです。

そして、2016年7月21日~8月31日までは、丹波の恐竜化石発見10周年を記念した「丹波竜展」が開催。大人も子どもも遊びながら学べるひとはくの魅力を、キッズレポーターとともにお届けしちゃいます。

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目次

まずは「ひとはく」の基本情報をご紹介

兵庫県立人と自然の博物館(以下、ひとはく)は、1992年10月10日に開館した自然史・地球史の博物館。公立博物館としては日本最大級というからビックリです!神戸電鉄・フラワータウン駅から徒歩5分と、アクセスも抜群です。

こちらは団体受付のあるエントランスホール。ひとはくオリジナルグッズや、プロ仕様の調査道具、恐竜模型などが購入できるミュージアムショップも併設しています。

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車でお越しの方はこちらの平面駐車場(500円/回)か、ひとはくの向かいにあるイオン三田店の駐車場(4時間まで無料サービスあり)または、立体駐車場(最初の1時間まで320円、以後20分ごとに100円加算)をご利用ください。

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エントランスホールを抜けると、このような広場に出ます。まだ出入口が見えません。

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さらに進んで、広場の正面に見える階段を下りると、奥にようやく出入口が見えてきます。

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階段を下りて正面にある3階の出入口。入口が3階にあるというのもなかなか珍しいですよね!博物館は4階建てになってるんですね~。迷子にならないように気を付けましょう。

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なお、先ほどの階段を下りずにグルっと道なりに歩いていくと、4階の関係者出入口が見えてきます。建物の外から3階の一般出入口に下りるエレベーターがないので、体の不自由な方やベビーカーでお越しの方はこちらから入場してくださいね。

自然の歴史やロマンを感じる展示物がたくさん!

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入ってすぐ左手に観覧券の販売機があります。観覧料は以下のとおりです。

  • 大人:210円(65歳以上の方・障がい者の方は半額※要証明書)
  • 大学生:150円
  • 高校生:100円
  • 中学生以下:無料

この料金であれば、家族全員で来てもリーズナブルに楽しめるので嬉しいですね!

この3階フロアでは主に、昆虫や鳥の標本、兵庫の自然誌、人と自然・新しい文化、丹波の恐竜化石などが展示されています。

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そして2階には、水生生物の世界、ひとはく多様性フロア~魅せる収納庫トライアル~、化石工房などがあります。

中でも開館20年を記念して2012年10月にオープンした「ひとはく多様性フロア」は、見ごたえ十分!博物館が20年の間に寄贈を受けた標本や、スタッフの方が収集してきた標本の一部を来館者に見えるように配置してあります。

本物の標本や資料に触れることができるので、個体の持つ色や形の不思議さ、面白さを感じることができます。

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こちらは、2階フロアからスロープでつながる1階。「地球・生命と大地、共生の森」と題して、約35億年前の生命の誕生から、人類誕生までの生物の歴史をたくさんの化石標本でたどっていきます。

このマンモスはひとはくのシンボルのよう存在で、歴史のロマンを感じますね~!キッズレポーターも興味津々です!!

丹波竜のすべてがわかる!期間限定の企画展示

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さてさて、今回の目玉の一つがこの「丹波竜展」。夏休み期間に合わせて開催されているようです。それにしてもこの案内板の絵、めちゃめちゃ上手いですね!まずそこにビックリです。

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10年前、丹波市で恐竜の化石が発見され、新種であることが判明したその恐竜は「タンバティタニス・アミキティアエ」と命名されました。

全長約15メートルと言われていて、フロアにはその骨格模型のプリントが実寸で展示されています。その大きさを実感することができる機会ってなかなかないですよね!

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2階フロアの一番奥に展示室があるので、さっそく入ってみましょう~!

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まず入ってすぐのところに、「タンバティタニス・アミキティアエ」の3D骨格復元像がモニターに映し出されています。そしてその後ろには、3Dデータをもとに作られた10分の1サイズの生態復元像が!

タンバティタニスの化石は全身の6分の1しか発見されていないというのに、ここまでリアルに再現できるということに技術の進歩を感じます。

このほかにも3Dモデルのもとになった丹波竜の化石と、それと一緒に発掘されたカエルの化石などを展示。

あと、2016年8月7日には、不完全な骨格化石からどのようにして全身の骨格が復元されたのか?などの全身復元骨格にまつわるセミナーが開かれます。恐竜ファンの方は要チェックですね!

丹波竜の魅力を知ることができる常設展示も充実!

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先ほどご紹介した「丹波竜展」は期間限定の企画展ですが、3階にある常設展示でも丹波竜について詳しく知ることができます。丹波竜の発見時の様子から復元イメージまで、モニターで見ることができるので小さいお子さんにも分かりやすい!

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展示室の入り口付近に、丹波竜の尾椎(びつい)化石のレプリカがあります。

「う……う~ん!重いっ!!なんか石みたい!!」

一見するとそんなに重そうに見えませんが、いざ持ってみるとなかなかの重み。これが骨の一つだということは、実物は相当な大きさだったことが考えられますね!ぜひこの重みを体感してみてください。

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そしてその奥には、丹波竜の化石の産状レプリカがドドーンと展示されています。産状レプリカとは、発掘で現れた化石の状態をそのまま保存したもののこと。まるで発掘現場にいるようなそんな臨場感が伝わってきます!

リアルすぎてちょっと触れてみたくなりますが、展示物には手を触れないでくださいね。

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その隣には、発掘現場でみつかった化石から判明した恐竜やカエル類、トカゲ類のイラストがあります。

「1億年以上前には本当に恐竜がいたんやね~!三田市でも丹波竜が歩いてたんかなぁ…?」

そう思ったかどうかは定かではないありませんが(笑)、キッズレポーターも興味深くイラストを見つめています。

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常設展示室の外には、発掘調査員気分を味わえる記念写真コーナーも。着ているもののサイズ感はビミョーではありますが、カメラ目線をバッチリ決めてポージング!親子で一緒に記念撮影するのもおすすめですよ。

昔と今をつなぐ古写真で、地域の物語を再発見!

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企画展示の2つ目の目玉として、2016年7月16日~11月13日まで「温古写真大作戦!!」が、3階展示室と4階ひとはくフロアで開かれています。

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こちらは3階展示室。ひょうごの自然やまちの様子など、日本最古級の風景写真集や古動画などの貴重な資料を特別公開!

兵庫県姫路市や養父市などの古写真約80点、古写真集約3点、絵葉書約10点のほか、温かみのあるふるさとかかし、実物大の一円電車ペーパークラフトなどが展示されています。

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その中には三田市の様子をうかがい知ることのできる展示も。三田市と言えばこの約30年で目まぐるしい発展を遂げた地域でもありますよね。一時期は人口増加率が10年連続で日本一になったことがあったのも、よく知られています。

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市内のニュータウン開発の様子や、旧市街地の様子がパネルと資料で分かりやすく解説されています。

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1988年に開催された21世紀公園都市博覧会、通称「ホロンピア’88」。総来場者数は100万人を超える大盛況ぶりだったとか!三田市内にそんな大テーマパークがあったとは驚きですよね!

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博覧会の終了後、ひとはくに生まれ変わって博物館がオープンした際には、なんと秋篠宮殿下も来館されたそうですよ。見渡す限り人、人、人!何度も言いますが、三田市にこんなに人が集まることがあったなんて、ホントに驚きです。

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場所を変えて4階のひとはくフロアに移動すると、今度は「なりきり古写真コーナー」があります。穴があったら入りたくなるのは動物の習性でしょうか……。せっかくなので、ボランティアのお姉さんと一緒にパチリ。

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そのお隣には、昭和30年代を再現したおばあちゃんの部屋があります。白黒テレビやちゃぶ台、火鉢、ボンボン時計など今の子どもたちにとっては想像のつかない世界ですね~。ちなみに、この風景を古写真風に撮ってみると…

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こんな感じになります!ぜひデジカメやスマホのモノクロ機能を使って、こんな写真を撮ってみてはいかがですか?まさに「3丁目の夕日」の世界にタイムスリップした気分ですね。

小さいお子さん連れでも楽しめる、4階ひとはくサロン

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古写真コーナーがある4階のひとはくサロンは、情報コーナー、図書コーナー、そして休憩コーナーなんかもあって、ちょっとゆったりできる場となっています。

右手に見える休憩コーナーは飲食もOK!ベビーチェアもあるので、家族でお昼休憩をとることもできます。販売は飲み物だけなので、お弁当や軽食を持ってくるのがおすすめです。

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休憩コーナーにはこのような巨大模型もあり、下から覗いてみることができるので、小さいお子さんに大人気!頭をぶつけないようにだけご注意を……。

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通路を挟んだインフォメーションカウンターには、フロアスタッフさんが常駐しています。この時は顕微鏡を使って、ちりめんモンスター(ちりめんじゃこやシラスと一緒に入っている魚介類)を見せてもらいました!

学校以外で顕微鏡使う機会ってあまりないので、とっても貴重な体験です。

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こちらはインフォメーションカウンターの横にある、動植物や昆虫など自然の資料がいっぱい詰まったミュージアムボックス。棚からボックスを出してきて、すぐそばにあるテーブル席で遊ぶことができます。

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キッズレポーターは「ひとはく展示室すごろく」に夢中のご様子。展示に関するクイズも出題されるので、見学のあとの復習にもなりますね!他にも昆虫のパズルやかるた、万華鏡、恐竜のフィギュアなどがありました。

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「グワオーーーーッツ!!」
「ンギャーーーーッツ!!」

という感じで、お子さんと一緒に恐竜ごっこをしても楽しいかもしれませんね。(笑)

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こちらのタブレットでは、コウノトリの目線になって兵庫の空を飛ぶ体験ができます。さすがは現代っ子、タッチパネルの操作も楽勝です。

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昆虫の標本コーナーには、世界のカブトムシやきれいな蝶、兵庫の昆虫などがあります。実際に標本を手に取って、間近で見るとお子さんたちの興味を引き出すこともできそうですね!

展示だけじゃない!セミナーやワークショップも充実のひとはく

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ひとはくの魅力の一つに、研究成果をもとにした多様なセミナーが挙げられます。研究員による詳しい研究の話を学ぶものから、実習や野外観察など、幅広い視点から自然や環境について学ぶものまで多岐にわたっています。

事前の申し込みが必要な「ひとはくセミナー」と当日参加が可能な「オープンセミナー」があります。

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他にも、NPO法人「人と自然の会」のボランティアスタッフの皆さんが、工作やパネルシアターなど様々なワークショップを毎月開催しています。

1月を除く、毎週第3日曜日に開かれる「ドリームスタジオ」では、風車や万華鏡、藍染め、木の実のモビールづくりなどで楽しめますよ!

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また、未就園児のお子さんがのびのび遊べる「Kidsサンデー」が毎月第一日曜日に開かれます。

博物館=小学生以上が楽しむものと思われがちですが、こうして小さいお子さんも参加できる体験プログラムがあるので、好奇心の芽をはぐくむことができますね。

次回の開催は2016年8月7日(日)ですので、ぜひ参加されてはいかがでしょうか?

兵庫県立人と自然の博物館の基本情報

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博物館というとちょっと敷居が高いイメージがありますが、ひとはくはお子さんと一緒に楽しめる自然素材のワークショップや、昆虫に触れる機会があるので、家族みんなで気軽に来ることができますよ!

隣接する深田公園は見渡す限りの芝生が広がっていて、ピクニックやお散歩にもぴったり。迷路やローラーコースターのある公園も穴場です。

「フロアスタッフのお姉さんがクイズを出してくれたり、スタンプラリーがあって面白かった♪」とキッズレポーターも大満足。夏休み期間中はイベントも盛りだくさん。兵庫の自然と歴史の両方が学べるひとはくへ家族みんなでGO!

  • 住所:〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁目
  • TEL:079-559-2001(代表)
  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:月曜日(夏休み期間中は休まず開館)
  • 観覧料:大人210円 / 大学生150円 / 高校生100円 / 中学生以下無料(65歳以上の方・障がい者の方は半額※要証明書)
  • ホームページ:http://www.hitohaku.jp/

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この記事を書いた人

さんだびより・ライター。三田在住17年。有馬富士とボウリングをこよなく愛する3兄弟のママです。まだまだ知らない神戸三田の魅力を発見して、ママ目線でお伝えします!アウトドア体験など、体当たり取材が得意です♪

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