
三田のとんこつラーメン好きに朗報!2025年5月23日(金)、三田市駅前町の「縁結び通り」の中に、とんこつラーメン専門店の「さんだとんこつラーメン ぶたお」がオープンしたので、さっそく食べに行ってきました!
まろやかな旨味でクセのないとんこつスープに、極細の博多麺がよく絡む定番の一杯はもちろん、「スープのかけら」を使った、超濃厚とんこつラーメンも必食!店主のこだわりが詰まった、とんこつ愛あふれる一杯が堪能できますよ♪
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「さんだとんこつラーメン ぶたお」の周辺と店内の様子

さんだとんこつラーメン「ぶたお」ができた場所は、JR・神戸電鉄「三田駅」から歩いて約4分ほどの、三田市駅前町。居酒屋などが並ぶ「縁結び通り」の中に、2025年5月23日(金)にオープンしました!地図はこちら。

縁結び通り名物の鳥居をくぐって進んだ先の、一番手前の右手にお店がありますよ。ちなみに以前まで、二郎系ラーメンの「ジャンクマン」があった場所と言えば、ピンとくる方も多いかもしれませんね。(あのお店、あっという間に閉店してしまいましたが…)

店内の雰囲気もほぼ変わりないんですけど、細部の清掃がしっかり行き届いていて、前よりも格段にキレイになっている印象があります。これは、個人的にはめっちゃポイント高し!

メニューは、豚骨ラーメンをベースとしたラインナップで勝負!トッピングはいろいろと選べますが、餃子やご飯系などのサイドメニューは置いてないというあたり、とんこつラーメンにかける本気度が垣間見えますね。

ちなみに、ぶたおで使用されている麺は、三田市にある製麺所「武内製麺」の超細麺を使用しているそうですよ。オススメって書いてある「かた」で、わたしも注文してみようかな!
まろやかで奥深い、基本にして究極の一杯!「とんこつらーめん」

まず最初にいただいたのは、ぶたおの定番にして、看板メニューでもある「とんこつらーめん」(900円)。潔くまとめられたシンプルなトッピングが逆に、味わいへの期待感をグッと高めてくれます。

スープをひと口すすると、洗練されたとんこつの香りとやさしいコクがふわっと広がる!濃すぎず、でも決して物足りないわけじゃない。まるで丁寧に煮出した「豚骨のお出汁」のような、丸みのある旨みがじんわりと押し寄せてくる感じです。
使っているのは、豚の背骨や丸骨、豚足、そして独自ルートで仕入れた「豚のヘッド」。これらを惜しげなく使って15時間かけて煮込み、さらに1日寝かせることで、雑味やクセを感じさせないスープに仕上げているそう。
さらに、豚だけを使った純正ラードに、背脂をアヒージョのようにじっくり熱して取る特製の香味脂を使用。とんこつ特有の重たさがなく、驚くほどスッと飲みやすい仕上がりになっています。
これなら女性でもスルスルっと飲み干せそう…って、気づいたらレンゲが止まらなくなってる(笑)

「かた」でオーダーした極細麺は、箸で持ち上げた瞬間から小麦の香りがふわっと立ちあがって、すすれば歯ごたえ、喉越し、そして旨みの余韻まで、すべてが段違いのクオリティ。まろやかなとんこつスープとの絡みも抜群で、まさに麺とスープが一体になっている感覚を味わえます。

1mmという超薄カットの豚バラ肉も、スープをまとわせてから口に運ぶとジュワッと旨味が溢れ出してきて、マジで至福なんですけど……。
脂の甘みとスープのコクが一体になって、とろけるような口溶け。派手さはないのに、一つひとつの要素が丁寧で完成度が高くて、これはまさに「基本にして究極の一杯」だなと思わされるラーメンでした。
「スープのかけら」が決め手!数量限定の「濃厚とんこつらーめん」

続いていただくのは「濃厚とんこつらーめん」(1,200円)。先ほどのまろやか系とんこつとは一線を画す、見た目からしてわかる「どろっと感」。あと、豚バラもたっぷり入っていますね。
店長いわく「スープのかけら」と呼んでいる、スープを取ったあとの寸胴の底にたまったガラをミキサーで砕いたもの。そこから旨みだけを抽出した、まさに「とんこつの精髄」とも言える、濃厚なペーストを加えて仕上げているそうですよ。

ひと口すすれば、まずその粘度にびっくり。とにかく濃い!豚骨の旨みがギュギュッと凝縮されていて、ガツンとくる重厚な味わいが広がります。これはもう、豚骨ラーメン好きにはたまらないやつ。特に若い男子には直撃するタイプでしょう!

細麺との絡み具合ももう、尋常じゃない……箸が重たい!(笑)ちなみにこの「濃厚とんこつらーめん」、仕込みの関係で数量限定です。売り切れ御免なので、気になる方は早めのお時間に食べに行くことを推奨します!
引き算の美学。とことんシンプルな「まかない」の極みは、シメにもぴったり!

あと、最後にもう一杯!(どんだけ食うねん!笑)
店長さんのご厚意で、メニューには載ってない「まかないらーめん」(お値段は直接聞いて)をいただきました♪最初のとんこつらーめんもシンプルだったけど、このまかないらーめんはさらに、究極まで要素を削ぎ落としたシンプルな佇まい。

透き通るようなライトな口当たりなのに、ちゃんと豚骨の旨みが残っているスープで、これがまた絶妙なんです。グイグイ飲みたくなる軽やかさで「これなら毎日でもいけるなぁ」って、本気で思ってしまった(笑)

あっさり系でも濃厚系でも、どんなスープでも受け入れてしまう……そんな麺のポテンシャルを感じずにはいられません。やーこれは「まかないらーめん」でもあり、飲んだあとのシメにも最高じゃないかなぁ!?

あと、ちょっと余談なんですけど、セルフで飲めるお水が、めちゃくちゃ美味しかったんですよ。
ラーメンってどうしても味が濃いから、水をガブガブ飲みたくなるじゃないですか。でも、その水がイマイチだったらちょっとテンション下がるし、ヘタしたらラーメンの味まで変わっちゃう気がする。
その点、ぶたおさんは浄水器にもちゃんとこだわっていて、まろやかでスッと飲みやすい感じ。こういう細かいところまで気を抜いてないの、地味に好きです♪
さいごに

「ぶたお」店長の片山さんは、なんと昼間は三田市内でカイロプラクティック店を経営しつつ、他店でとんこつラーメンの修行もしてきたという、バイタリティの塊のような人。そしてこの春、ついに満を持してラーメン店をオープンされました。

毎日、豚の命に感謝しながら、一杯一杯に魂を込めて提供されているその姿から、とんこつラーメンへの深い愛とこだわりがビシビシ伝わってきました。
濃厚ガッツリ派はもちろん、まろやかでクセのない一杯を求める初心者さんにも、きっと響くはず。最後の一滴まで大切に味わいたくなる一杯を、ぜひ体験してみてください♪

どれもおいしかったけど、特に「濃厚とんこつらーめん」はマジで異次元の濃厚さでした。とんこつ好きな人はぜひ一度、味わってみてほしいな。でもさすがに取材とはいえ、1日でラーメン3杯はなかなかの暴挙でした(笑)
「さんだとんこつラーメン ぶたお」の基本情報


- 店名:さんだとんこつラーメン ぶたお
- 住所:〒669-1528 兵庫県三田市駅前町4-27 縁結び通りA
- 営業時間:20:00〜26:00
- 定休日:月曜日
- 駐車場:なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)
- 最寄駅:JR・神戸電鉄「三田駅」から徒歩約4分
- SNS: Instagram