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【三田と人】第5回 米粉スイーツを通じてお客さまの笑顔に寄り添えるのが一番の喜び「福゜来ぷくスイーツ」坊ケ内 秀子

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ガーデン&エクステリア 兵庫県三田市 かね庵2

この記事はさんだびよりを応援するガーデン&エクステリア「庭楽育 by かね庵」の提供でお送りします。

三田市やその近隣地域で事業やサービスを展開されているさまざまな「人」にスポットを当て、その活動や個人の魅力をインタビュー形式でご紹介する【三田と人】

第5回となる今回は、神戸市北区長尾町で米粉を使ったスイーツを製造・販売されている「福゜来ぷくスイーツ」(ぷくぷくスイーツ)のオーナーパティシエ、「坊ケ内 秀子」(ぼうがうちひでこ)さんにお話を伺ってきました♪

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目次

さまざまな魅力で注目されている「米粉」

最近、よく耳にするようになった「米粉」という原料。「米粉スイーツ」や「米粉パン」などを、実際に食べたことがあるよ!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

モチモチっとした独特な食感と、ヘルシーで身体にも優しい。さらには、グルテンアレルギーで小麦粉を使ったケーキやパンが食べられなかった人にも、安心しておいしく食べられることでも注目されています。

「福゜来ぷくスイーツ」のオーナーパティシエ、坊ケ内 秀子さん

そんな、おいしくてヘルシーで安全な「米粉」を使ったスイーツを製造・販売されているのが、今回ご紹介する「福゜来ぷくスイーツ」(ぷくぷくスイーツ)さん。神戸市北区の「ファームサーカス・マーケット」や「農協市場館 農野花」、あとは完全予約の直接オーダーで購入することができます。

福゜来ぷくスイーツさんで使用されているのは、自家製のお米【福゜来ぷく米】から製粉した米粉。農業を営むご主人が育てたお米の米粉で、奥さまの秀子さんが一つひとつ丁寧に焼き上げる。さらには近隣で採れたフルーツもふんだんに使用して、ここでしか作れない「おいしさと安心」を両立されているんです。

主人がこだわって作ったお米をスイーツ作りに活かしたい

秀子さんご自身も、ご主人のお米作りのお手伝いをされるそうです

——スイーツの原料としては小麦粉が主流だと思うのですが、米粉でスイーツを作るようになったきっかけを教えていただけますか?

坊ケ内 わたしも当初は、何の疑いもなく小麦粉を使ってスイーツを作っていたんです。でも、主人が農業をやってお米を作っているのに、どうしてそれを使わずにわざわざ小麦粉を買ってケーキ作りをしてるんだろう?と、ふと疑問に思ったのがきっかけでした。

目の前に、主人がこだわりの減農薬で愛情を込めて育てたお米があるのに、それを使わないのはすごくもったいない。

ただその頃は、米粉を使ったスイーツってまだ一般的ではなくて、テレビや本などで情報をちょこちょこっと目にする程度でした。なので自分自身が米粉を使ってスイーツを作るというイメージは、その時はあまり湧いてなかったんですけどね。

——確かに、米粉を使ったパンとかケーキって、割と最近になって注目されてきた感じですよね。

坊ケ内 そうなんです。それから「グルテンフリー」という言葉もどんどん耳にするようになってきて、子どもだけじゃなく大人でもグルテンアレルギーの方が多いということを知りました。米粉を使ってスイーツを作れば、そういった方にもきっと喜んでもらえるはず!と、その時に再認識しましたね。

心が折れそうな時に背中を押してくれた「福゜来ぷくのメンバー」

スイーツ作り専用の「福゜来ぷくキッチン」

——小麦粉から米粉を使ったスイーツ作りにシフトされて、ご苦労などはなかったですか?

坊ケ内 ものすごく苦労しましたよ。小麦粉も米粉も同じ粉ですが、それぞれの粉が持つ性質が全然違って、同じ分量で焼いても米粉は全然膨らまないんです。そこから、わたしと米粉との格闘の日々が始まりました(笑)

米粉の量を多くしたり少なくしたり、油や卵の量をちょっとずつ変えてみたり、メレンゲの量を調整したり……本当にいろいろ試して、ようやく今の納得できる形になるまでは、1年ぐらいかかったと思います。

——いっ、1年ですか!そこまで大変だと「やっぱり小麦粉に戻そう」って思いませんでしたか?

坊ケ内 2回ぐらい思いました(笑) でも、同級生でわたしの活動を応援してくれる「福゜来ぷくのメンバー」と呼んでるお友達のLINEグループがあるんですけど、そこで「膨らまないなぁ、小麦粉に戻そうかなぁ」みたいな弱音を吐くと、「それだと、福゜来ぷくじゃないよ」って言われちゃって。

そういう友人からの叱咤激励というか、応援してもらったり励ましてもらったりして「頑張らなきゃ!」と思えたから、ここまで諦めずに米粉スイーツを作り続けていけたんだと思います。

この日は、クリスマスに向けてのシフォンサンドを製作されていました

——その「福゜来ぷくのメンバー」って、どういったお友達が参加されているんですか?

坊ケ内 高校の頃の同級生で、同窓会があった時に「米粉を使ったケーキを作って販売できたら」みたいな近況報告をしたんです。やっぱり女性ってケーキが大好きですから、みんなが後押しをしてくれて。そこからケーキ好きなメンバーが増えていって、今では11人が集まってくれてます。

最初、そのメンバーに実際に来てもらって「試食会」みたいなことをしました。ひとりずつ紙に感想を書いてもらって、その内容を見てまた試行錯誤してといった感じで。みんなスイーツのプロではないけど「スイーツ好きな一般人の代表」でしたから、そういう人たちの声ってすごく大事だと思うんですよね。

お客さまに寄り添うこともスイーツ作りの魅力のひとつ

——素晴らしいお友達グループですね!ほかにもスイーツ作りを通じて「これは嬉しかった」という事はありますか?

坊ケ内 やっぱりお客さまから「おいしかった」と言ってもらえることが何よりの喜びですね。「また次の誕生日も注文します!」っておっしゃってくれたり、「子供がすごく喜んでくれました!」といったお声を、写真をつけてLINEで送ってくださったり。

あとはファームサーカスさんでマルシェをした時に「こんなにおいしいシフォンケーキを食べたのは初めてです!」って言ってもらえたことがあって、わたしのケーキでこんなにも喜んでくれる方がいるんだと思ったら「もう絶対にやめられないな」と思っちゃうぐらいに、ものすごく嬉しかったですね。

ロールケーキにも米粉を使用。店名の由来にもなった飼い猫「福ちゃん」の焼印もかわいい♪

——坊ケ内さんにとっての「スイーツ作りの魅力」って、どういうところですか?

坊ケ内 スイーツの中でも特にシフォンケーキを作るのが好きで、「これを入れるとどんな感じになるだろう?」みたいに想像して、生地の中にいろんな材料を練り込んでみたりする瞬間が、すごくワクワクするんです。もちろん失敗する事もあるんですけどね(笑)

前回はうまくいかなかったのに、しばらく経ってもう一度同じ材料で作ってみるとうまくいったりして「あ、腕が上がったかな?」みたいな喜びもあったり。シフォンケーキってシンプルだからこそいろいろアレンジもできるし、「次はああやってみよう、こうしてみよう」みたいにいろいろ考えるのも楽しいんです。

あと、お客さまとお話しさせてもらっていると、「ああ、この方にはこんな感じのケーキを作ってあげたいな」みたいなイメージもどんどん湧いてきますし、市販のケーキでは対応できないような細かいご要望も取り入れたオーダーメイドのケーキも作っています。

スイーツを通してお客さまに寄り添うことも、わたしにとってのスイーツ作りの魅力のひとつなんだと思っています。

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さいごに

インタビュー中に見せていただいた、地元で採れたいちごなどのフルーツがたっぷり乗ったシフォンサンドがめちゃくちゃおいしそうだなぁ……と思ってたら、お土産でいただいちゃいました(笑)

シフォンのふんわりとした食感の中に米粉特有のモチッとした食感も感じられて、個人的には米粉シフォンの方が好きかも?!って思ってます。

米粉のおいしさと安心、そして坊ケ内さんの思いやりがいっぱい詰まった「福゜来ぷくスイーツ」のスイーツをぜひ一度、味わってみてはいかがでしょうか。

\ ネットからもオーダーできるよ /

福゜来ぷくスイーツの基本情報

基本情報

本店(完全予約制でオーダースイーツのみ受け渡し)

※年始は1/5(木)より営業致します。出荷情報など、詳しくはInstagramをご確認ください。

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この記事を書いた人

さんだびよりの編集長やってます。三田には美味しいご飯が食べられるお店が多いので、なかなかダイエットできません(笑)
地域の笑顔を繋げるために、今日も三田市内のどこかを奔走中!

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