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元兵庫ブルーサンダーズ薬師神真之選手の追悼試合に行ってきました

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「やくさん」という愛称で、ファンだけでなく選手やスタッフからも愛された薬師神 真之(やくしじん まさゆき)選手。兵庫ブルーサンダーズは、2016年に25歳という若さで急逝した薬師神選手を偲んで、2018年8月8日(水)に追悼試合を開催しました。

試合前に行われた追悼イベントとあわせて、当日の様子をレポートしたいと思います。

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多くの人に愛された薬師神選手

薬師神選手が兵庫ブルーサンダーズに入団するきっかけは「いい選手がいるから獲ってほしい」という、球団スカウトからのアドバイスだったそうです。

これを受けた高下沢(こうげ たく)球団代表が「若い選手が入団する中、ベテランの選手が入るとチームが締まるだろう」と判断し、獲得に動いたとのこと。当時の山崎監督も「内野も外野もどこでも守れるぐらいのいい選手」だと評価していました。

野球教室では、たくさんの子どもたちを指導していた薬師神選手。「野球が楽しい」「続けていればきっといいことがある」と、熱心に教えていた川西の野球教室は大盛況でした。三田で掛け持ちしていたアルバイト先でも評判がよく、多くの人から愛されていた選手です。

薬師神選手がアルバイトをしていたラーメン屋さんでは、選手たちを支援するために毎月ひとり10杯までラーメンを無料で提供しているそうです。今でも続いているこの支援、薬師神選手とブルーサンダーズへの愛を感じるエピソードでした。

野球に対してストイックすぎるほどストイックだった

試合前の追悼イベントでは、ご遺族や球団関係者の方、そしてファンの方がエピソードとともに薬師神選手を懐かしみました。薬師神選手の出身地である愛媛県からいらっしゃったご家族は、ファンの方や球団への感謝と薬師神選手への思いを吐露されました。

父・浩二さん
「在籍期間は8か月でしたが、とても凝縮された8か月でした。ファンの皆さんの優しさもあり、本人はとても気持ちよく野球ができたと思います。自慢の息子です。」

お母さん
「8か月という短い間しかチームにいなかったのに、追悼試合をしてもらえてとてもありがたく思っています。真之は本当に優しい子でした。25歳という若さでいなくなるなんて……。真之のことを思い出すといまだに泣いてしまいますが、日々前向きに頑張っています。」

お兄さん
「真之も今日は遠いところで見ている、一緒にプレーをしていると思います。」

あふれる感情をぐっとこらえ話される姿に、胸が締め付けられるような思いでした。

後輩思いで、まわりから慕われた薬師神選手

続いて、薬師神選手と苦楽をともにした現役選手の皆さんからもコメントがありました。思わず笑いがこぼれるようなエピソードも飛び出しましたよ(笑)

三浦選手
「合宿で同じ部屋になったことがあります。自分はいびきがうるさいので、やくさんの後に寝ていました。朝起きたらやくさんがイヤホンを付けていて、『うるさすぎて寝れんかったやろ』と、笑って言われたのを覚えています。今でもポジションに入る前に『やくさん、今日もお願いします』と空に向かって呼び掛けています。」

松尾選手
「送球のことで悩んでいるとき、やくさんからわざわざ励ましの電話をもらったことがあります。後輩思いの先輩でした。野球に対しては『どこまでストイックなんや』というぐらいにストイック。試合中の感情むき出しの姿が印象に残っています。」

河村選手
「同じ愛媛出身で、プライベートでもよく声をかけてもらいました。サンマルクでチョコクロをおごってもらった初めてのデート(笑)のことをよく覚えています。」

菖蒲キャプテン
「悩み事があるときに、真っ先に相談する相手がやくさんでした。非常に優しくて、年下の自分の話も熱心に聞いてくれました。とてもお世話になった、今でも大好きな先輩です。」

そしてファンの方もそれぞれ、思い出を振り返っていました。皆さん、薬師神選手が専門学校の時から注目されていたとのことで、とても愛を感じました。

皆さんのお話に共通するのは「薬師神選手の野球に対する姿勢がストイックすぎるぐらいストイックだった」ということ。とても野球が好きで、そのために努力をされていたことがわかるエピソードが多くありました。

その後グラウンドに移動して、薬師神選手のご家族と高下オーナー、菖蒲キャプテンとで記念撮影。広がる青い空に白い雲がところどころに浮かぶ、お天気の良い日でした。

来場者限定、薬師神選手の野球カードが配布

試合開始に向けて、続々と集まる観客の皆さん。この日は来場者に向けて「薬師神選手の野球カード」が配布されました。この日、ここだけでしか手に入らない野球カードです!

手に入らなかった方は「たくさん用意したので、またファンの皆さんにも手に渡る機会があるかもしれません!」という、高下球団代表の言葉に期待しましょう(笑)

薬師神選手の教え子が始球式に登板!

そして試合前の始球式には、野球教室で薬師神選手から指導を受けていた森村海那さん(14歳)が登板。見事な速球を投げ込んで、観客席から喝采を浴びていました!

薬師神選手の第一印象は「とてもイケメン」。森村さんは一時期、プレーで悩んでいた時期がありましたが、指導のおかげで試合で活躍できるようになったそうです。

「薬師神コーチは優しく、わかりやすく指導してくれました。おかげで自分の思ったプレーができるようになりました。」と、恥ずかしそうに話してくれました。

試合は完敗。でも、観客は最後まで席を立たなかった

薬師神選手のユニフォームと遺影をベンチに飾り、「絶対に勝つ」という気持ちで試合に臨む選手たち。

ただ残念ながら、試合は18-10で完敗(球場規定により6回裏で試合終了)でした……。しかし、5回に10点を取られて敗色ムード濃厚な中でも、観客の皆さんは試合終了まで温かい拍手を送り続けていました。

次回のホーム試合(アメニスキッピースタジアムでの試合)は、8月31日(金)のお昼12:00から、同じ「06ブルズ」と対戦します。次こそ勝ってほしいですね!

兵庫ブルーサンダーズは4連覇&3年連続ドラフト指名へ!

「チームに貢献したい、もっと野球を続けたかったという薬師神選手の思いを継いで、これからも若い選手をサポートしていきたい。」と熱く話していた高下球団代表。

4連覇&3年連続ドラフト指名へ向けて「夢進」する兵庫ブルーサンダーズを、球場で一緒に応援しましょう!

なお、今後の試合スケジュールやチーム情報などは、兵庫ブルーサンダーズの公式ホームページをご確認ください。

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