ふれあい広場「はだしのこみち」は、敷き詰められた石の上を歩いて足つぼの反射区(はんしゃく)を刺激することによって、健康の維持やチェックを楽しく行うことができます。ちょっと痛いですが、カラダがぽかぽかして気分爽快になれますよ!
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武庫川サイクリングロードを歩いていると、三田市総合福祉保健センターの横に、ふれあい広場「はだしのこみち」という、なんだかおもしろそうな施設があったので、ふらっと立ち寄ってみました。
はだしのこみちのコース内容
はだしのこみちは、大小さまざまな石が敷き詰められていて、裸足になって石の上を歩いて足の裏を刺激することで、健康の維持やチェックを楽しく行いましょう!という趣旨の、遊歩道のようですね。
では早速、歩いてみますか!言われるままにくつをぬいで、いざスタート!
日頃の不健康な生活と運動不足のせいか、すでにもう歩くのが痛い…。そんなときに「一歩ずつ踏みしめてください」の指示が。わかりましたよ、踏みしめますともっ!
しだいに、ゆるやかな右カーブに差し掛かります。なんだか、敷かれている小石が段々と鋭利な感じになっていってるのは気のせいでしょうか?植え込みにはキレイなつつじが咲いていますが、正直、あまりお花を鑑賞している余裕はありません。
カーブを超えるとその先には、小さな橋があります。
「つま先に力を入れてのぼってください」との指示が。ま、まさか、橋ののぼり方まで指示されるとは…。つま先に力を入れることで、足の指やふくらはぎにまでもが、ほどよく刺激されます。
橋をのぼり終え、くだりに差し掛かったその時、視線の先に一瞬、目を疑いたくなるような小石の一帯が…。ま、まさか、ね。
まぼろしではありませんでした。ほとんどもう「マキビシ」にしかみえないような小石たちが、行く手を阻みます。「刺激の強い所ですから注意して歩いてください」と、指示もこころなしか、優しさを感じます。
が、ここはちょっと……わたしにはあまりにも刺激が強すぎたので、すこし歩いたところで横のエスケープゾーンに退避さていただきました。ハー痛てぇ。
ここで唐突に、「あなたの反射区を確かめてください」との指示が。
ちなみに反射区(はんしゃく)とは、手のひらや足の裏にある、内臓や各器官につながっている抹消神経(まっしょうしんけい)が集中しているところで、この反射区を押したりもんだりすると、関連する器官と生理機能が刺激されて血行がよくなり、不快な症状から開放される効果があるんだそうな。
ここまでくるともう、足の裏が刺激されすぎててなんだかよくわからない感じになってきているのですが、個人的に腎臓のツボが異様に痛かったですねぇ。健康には気をつけないと。あと、心臓のツボを押す石が取れちゃってるのは、ご愛嬌ということで。
このような「反射区の総合図」といった案内板も。足の裏には、いろんな神経が集中しているんですねー。
さて、コースに戻りましょうか。「気になる反射区に当ててください」。お、石が大きくて平べったい!これはちょっと楽できそう。って、すでに指示を聞かなくなってきているわたし。
「指のつけ根に当たるように歩いてください」……もう勘弁してください。
ふと横に目をやると、石が敷き詰められた足踏みゾーンが!満足できないひとは、ここで足踏みして集中的に足裏を刺激することができますね。すみません、わたしはスルーでお願いします。
さあ、この直線で最終です。「土踏まずで歩いてください」ということで、丸太の形をしたところを、土踏まずを使って歩きます。ここまでの道のりで刺激されまくった足の裏をクールダウンする感じで、心地がいいです。でもやっぱり、ちと痛い。
この丸太ゾーンを超えると終了ですね、お疲れ様でしたー……ん?
「5分間続けてください」
お断りします!
はだしのこみちを利用するにあたっての注意点
さいごに強烈なオチをかまされた感じですが…。気を取り直して、はだしのこみちを利用するにあたっての注意点を。
夏場の晴れた日の日中は、はだしのこみちに敷き詰められた石が日差しを受け、ものすごく熱くなっています。こうなると、足つぼを刺激する前に、石焼きにされてしまうので、夏場は午前の早い時間か、もしくは日が暮れかかる夕方あたりに訪れたほうがいいでしょうね。
さいごに
コースを一周した頃には、カラダがぽかぽかしてなんとも気分爽快な気持ちになれました。イタきもちいい感覚と、ちょっぴりくすぐったい感覚もあってか、「イタいイタい」と言いながらも、なぜか笑顔になってるんですよね。
この「はだしのこみち」、なかなかいい気分転換になるので、お近くに行かれたらぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?