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三田市の心理書道教室「はるのあぜ」自由な発想で表現する力と心を育てる

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三田天然温泉 寿の湯1

この記事はさんだびよりを応援する三田天然温泉「寿ノ湯」の提供でお送りします。

こんにちは!さんだ日和ライターの杉です。

今回は、三田市で心理書道教室の「はるのあぜ」を運営されている西岡 春畦(にしおか しゅんけい)先生にお話しを聞いてきました。

心理書道」という言葉を聞き慣れない方も多いと思います。それもそのはず!三田市では唯一の教室だそうです。

書道というと、わたしは小学校の授業で受けたのが最後。教室の後ろにズラッとみんなの作品が貼られていたことを思い出します。

でも、春畦先生の教室の作品を見ると、淡いパステルカラーの背景の上に柔らかいタッチの文字。漢字・ひらがな・アルファベットと、同じものがひとつもありません。

心理書道とは?どんなことをやっているの?私にも書けるの?etc……。しっかり聞いてきたので、ぜひ読んでみてください♪

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目次

「心を育てる」心理書道の魅力とは?

── まず最初に、心理書道とはどういうものなのですか?

西岡 私が行う心理書道とは「自分で考えた言葉を書き、自由に表現することによって、自分自身に気付きを与える新しい書の形」です。

普通のお習字はお手本があって、そのお手本を真似て練習するというのが一般的ですよね。そうではなく、例えば子ども向けの教室では毎月のテーマを決めて、そのテーマに沿った言葉や文字を自分で考えて自由に書いてもらっています。

ある程度練習する時間を取って、最後は半紙ではなく色紙に書いて完成させてもらうんです。

練習と言っても綺麗に書こうとかではなくて、ある程度自分でレイアウトを決めてもらって、それに対してアドバイスをしたり。「まっすぐじゃなくて斜めでもいいんだよ」「左手で書いてもいいよ」とか「筆の先を持ってブラブラして書いてもいいんだよ」とか。

── へ〜、おもしろい!本当に自由なんですね。

西岡 そうなんです。いろんな発想があって、とってもおもしろいですよ。

作品は持って帰ってもらって、保護者の方やおじいちゃんおばあちゃんと「なんでこの時、この文字を書いたのかな?」とか、お話のきっかけになればいいなと思っています。そんな風にコミュニケーションを取れるというのが、心理書道の魅力の一つでもあるんです。

保護者の方からはお家で話す機会が増えたとか、こんなこと考えているんだ〜って知るきっかけになったとか、そんな声もいただいています。

── 発想を言葉にするっていうのも、力になりますよね。

西岡 そうそう、自分を表現できたり、言葉にして伝えることで周りに認めてもらえたり。そういった過程で自分に自信をつけてもらいたいなと思っています。

心理書道は大人にもおすすめ。筆ペンレッスンなども

── 教室には大人の方も来られているのですか?

西岡 はい。私の教室には30代〜60代くらいの方が多いですね。

大人の方にも心理書道っておすすめなんですよ。落ち着いて心の中を整理できたりするので。ただ「自由に表現する」という点では、子どもより大人の方が難しいかもしれませんね(笑)

── そうかもしれませんね(笑) でも色を使ったり好きな言葉を書けるので、お家に飾ったり誰かへのプレゼントに良さそう!

西岡 「こんなの書けない!」と敬遠されがちなんですが「この線をちょっと太くしたり、この時は小さめに書いてみたらどうですか?」とか、アドバイスもさせてもらいながらやっています。バランス良く見えるコツとかもあるので、それを使いながら書くと、誰でもステキな作品が作れますよ。

── ほんとだ!意識して見ると、太い線や文字の大きさがいろいろですね。

西岡 大人の方には、毛筆・筆ペン・ペン字・ゆるりと筆文字レッスンを主にやっています。
毛筆とペン字は、課題があって段級を目指すスタイルのものもあります。ペン字や筆ペンは、日常生活に役立つ内容が中心で、お仕事にもプライベートにも活かすことが出来ます。
とっさに人前で書く時に恥ずかしくないように、自信を持って書きたい!と来ていただいてる方も多いですよ。

今年は大人向けのレッスンもいろいろと増やしていきたいな〜と思っていて、最近は曼荼羅(まんだら)アートというのも始めたんです。(下の写真の中央と右端の作品。背景が黒のものです。)

── わ〜細かくて綺麗な模様ですね!でも難しそう……

西岡 それが、そうでもないんですよ。始めに線を引き、簡単な枠を書いて、同じ模様を書いていくだけなんです。黙々と進めていく感じで、楽しいですよ♪

心理書道との出会いは、お手本を見て書く書道が好きじゃなかった息子の存在

── ところで西岡先生は、いつごろから書道をされているのですか?

西岡 書道を始めたのは小学2年生からです。そこから大人になってもずっと続けていて。私の師匠が亡くなったときに一度自分で教室をしたいなと思ったのですが、その時は別の仕事もしていたので両立は難しいなと思って諦めちゃっていたんです。

その後、結婚を機に三田に引っ越してきて、自分の働き方を考えた時に、子育てサークル「ミラクルウィッシュ」の益田さんに出会い「書道教室やってみたら?」と勧められ、ママ友さんからも「書道教室をやってほしい!」との声もあって、教室を開講し、今に至ります。

ちなみに、教室名の「はるのあぜ」は、蒼心書道会の会長につけていただいた私の雅号(名前)「春畦」から取ったんです。

── 教室名、ステキだな〜と思っていたんです!「畦」という字は読めなくて調べましたが(笑)

今年の夏で教室は3年目になるのですが、実は心理書道を始めたのはこの1年の間くらいなんですよ。最初の1〜2年は普通の書道教室をしていたんです。

── そうなのですか!では何か、心理書道と出会うきっかけがあったのですね。

西岡 小学2年生の息子が、お手本を見て書くのが好きではなくて「こういう子にはどうやって書道を教えたらいいんだろう?」と考えていた時に、「心理書道協会」というものを見つけたんです。そこの先生のお話を聞いていると、自分がやりたい書道に近いなと感じて、講習に行って講師の資格を取りました。

── 心理書道って協会や資格もあるんですね。他にも教室がいくつかあるんですか??

西岡 神戸や奈良にもありますよ。三田市では私だけですね。講師もまだ全国で4〜5人だったかな?

── えー!まだ少ないんですね。でも興味のある方は絶対いると思う!

西岡 そうなんですよ。心理書道というものをもっと知ってもらいたいなと思っています。保護者の方からは「自分が子どもの時にこんな教室があったら良かったのに!」と言ってもらえたりもするんです。

同じ目線で向き合う、一人ひとりに合った書の時間

── 生徒さんがうまく書けなかったり、書くことが決められなかったり、接するなかでいろいろ困ることもあるのではないですか?

西岡 そうですね。でも、そうであっても「こうやって書きなさい!」とか「今日中に書いて帰りなさい!」とかは言いたくないし、そういうものではないと思っています。

たくさん褒めたり、そっとしておいたり。なるべく一人ひとりの生徒さんと同じ目線でその子に合わせて、一緒に書いていきたいなと思ってやっています。

多くても1クラス4人くらいまでなので、目は行き届いていると思いますよ。

さいごに

最後は春畦先生にお願いして一筆、書いてもらいました。お題はもちろん【さんだ日和】で!(笑)

ひらがなと漢字が混ざってるし5文字で奇数だし、バランス取りにくそうかな。縦かな?横かな?

……などと考えている間に、一発本番!スッと一筆目が入りました。

な、斜めだ!

おぉ〜!あっという間に完成です!!さんだ日和のイメージにぴったり!ロゴに使いたい!と、感動してしまいました。

西岡春畦先生、今回は楽しいお話を聞かせてくださった上にステキな作品まで書いていただいて、本当にありがとうございました。

心理書道教室「はるのあぜ」の基本情報

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      この記事を書いた人

      さんだびよりライターの杉です。
      ふだんは地元三田で個別指導教室と心理カウンセリング「Whole」を運営しています。
      いろいろな人たちの素敵な活動を皆さんに伝えていきたいです!

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