三田市の「市民活動推進プラザ」が発行し、三田市内で様々な活動や取り組みをされている「人」をご紹介している情報誌の「フォーカスさんだ」。
この度、この「フォーカスさんだ」のアーカイブをさんだびよりでも掲載させていただく事になりました!記念すべき第一回目は、市民活動推進プラザで事務スタッフをされている「須田 聡子」さんのご紹介です。
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【フォーカスさんだ No.01】市民活動推進プラザ 須田 聡子
市民活動推進プラザとは?
三田市で市民活動を行う、またはこれから市民活動を始めたいと考えている方々をサポートするプラザです。
「NPO法人を設立したい!」「団体の活動を広めたい!」「活動する場所が欲しい!」「地域活動の担い手がいない!」など、様々な困りごとや目的に対してアドバイスをしてり、活動の手助けとなる個人や団体を紹介しています。「人ともの、人と人とをつなぐ」仕事ですね。
今のプラザは7年前の委託運営開始からずっと働く方を中心に、7名の個性豊かなスタッフがいますので、利用者の方々個性や事情に併せて細やかなサポートができるよう心がけています。
活動する上で大切にしていることは?
あまり生活と仕事を分けて考えるタイプではないので、日々の生活で大切にしていることになるんですけど、相手の気持ちを考えるとか、いわゆる「団体(活動)ファースト」ですね。
実は、以前は電気設備設計の事務所で働いていました。その現場で師匠のアシスタントとして、次に必要になるものを考えて動くうちに、相手の考えを汲む力が自然に身に付いたのかもしれません。それから、「人に寄り添う」ことも大切にしています。困ってる人は窓口に来る人だけでなく、むしろ来ない人ほど困っていると思います。
そんな人が集まる場所にこちらから行って、相談に乗ったり話を聞くだけで楽になる人もたくさんいます。目指すのは『ご近所づきあい』の関係ですね。そういう人たちと、ある意味「馴れ馴れしく」接することで、”オカン”として寄り添っていけたらと思います。
市民活動の楽しさは?
みんなのお手伝いをさせていただいている立場ですが、むしろこちらが元気を貰えることですね。人からもらえるパワーがすごいんです。いろいろな「人」の魅力に出会えるし、そのうち自分も人を惹きつける人になれるかもしれないし。私も磁石に吸い寄せられるようにここにいるので。
あとは、肉親以外の家族が増えることですね。私はこの活動を仕事や業務とは思っていなくて、やらされていないから居心地がいいんです。それから、諦め半分で相談しに来られた人が満足してくれた時はとても嬉しいです。
市民活動に携わる中で思うことは?
三田にはあまり名物がないんですよ。でもすごい町なんですよ。こんなに市民活動が活発な街はなかなかないと思います。それはたぶん、風土、チャレンジしやすい環境だからでしょうね。ただ、60~70代の人が中心なので若者はなかなか入りづらいのかもしれません。
今後の活動は?
これまで三田で活動している団体の多くはニュータウン時代に移住してきた人たちが、三田で何かしたいと思って始まっています。既に80歳くらいの人も多いので、30〜40代の新しい世代に繋がってくれればと思います。
そして、子どもの世代が市民活動をしようと思った時に町の良さが残っていれば嬉しいです。
三田の若者に向けて一言
『今の時代、首を傾げたくなる大人も多いけど、面白い大人もたくさんおる。面白い大人に会いたい人は是非プラザへ来て!』
『それと、辛いことがあってもその経験値は絶対ムダじゃない。それを次のチャレンジや世代に繋げれる。そのために、失敗も含めて、いろんな経験をして欲しいな。だって若ければ若いほど可能性は無限やから!』
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「フォーカスさんだ」とは?
「フォーカスさんだ」とは、三田市の「 市民活動推進プラザ」が発行し、「 スタジオMOOVDOOR」が共同制作する情報誌。三田市内で様々な活動や取り組みをされている「人」にスポットを当てて、その魅力をご紹介されています。
フォーカスさんだは年に3回の発行(1冊に2記事掲載)で、三田駅前のキッピーモール6Fにある「まちづくり協働センター」内の「市民活動推進プラザ窓口」や、三田市内の各市民センターにて無料で入手することができます。
ご興味のある方はぜひ、実際に手に取って読んでみてくださいね。
- 発行元:市民活動推進プラザ
- 住所:〒669-1528 兵庫県三田市駅前町2
- 開所日時:10:00~17:00 (12:30~13:30は除く)
- 休所日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
- 電話番号:079-559-5168
- メール:kippy-suishinp@bz04.plala.or.jp