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「Academy enn x share」(アカデミーエンシェア)は頑張る子をしっかり伸ばす講師と環境がそろった少人数制学習塾

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Tlahus トラハス2

この記事はさんだびよりを応援する北欧スタイル園芸店「Tlahus(トラハス)」の提供でお送りします。

こんにちは!さんだ日和ライターの杉です。

今回は、三田市南が丘で主に高校生を対象とした少人数制の学習塾「Academy enn x share」(アカデミーエンシェア)を運営されている、八木 俊輔(やぎ しゅんすけ)先生にお話しを聞いてきました。

教室名の「エンシェア」は「縁を共有する」という意味。その名に込められた教室の理念や、八木先生のビシッと筋の通ったブレない思いにハッとされられる事が多々あり、とても刺激的な時間を過ごさせていただきました。ぜひ、読んでみてくださいね。

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目次

縁がつなぐ新たな可能性「enn x share」に込められた思いとは?

── 「縁」という塾のコンセプトが印象的で興味を持ったのですが、どのような意味が込められているのですか?

八木:ありがとうございます。僕は以前に個別塾で働いていたんです。その頃からの仲間たちと、このエンシェアを立ち上げました。

組織の中に入っているといろいろ縛りがあって、それがすっごく億劫で。本当はもっとこうしたい、こう教えたい、という思いがあってもなかなかできなかった。それでもう、自分たちで塾をやろう!ってなったんです。それから今年で5年目になります。

僕たちは生徒に、自分の人生を自分で切り拓いていってほしいと思っています。そのためには、僕ら講師と生徒がお互いに主体性を持って、等身大で関わっていくことが大切だと考えています。

そんな関わりから生まれる縁を共有することで、まだ見えていない未知の夢だったり、具体的な一つの夢である大学合格を実現させたり。そういった部分をサポートしていこうって。

── 主体性ですか。それを身に付けるまでが難しそうですね。

八木:そうですね。でもほかの多くの塾って、何でも「やらせすぎ」だと思うんです。あれもこれも与えて、この課題も全部やりなさいって。

僕らはそういうことは一切、指示しないんです。自分の意思で頑張ると決めたら頑張りなさい。それは全力でサポートするよっていうスタンスで。そういうところから主体性を意識してほしいと思っています。

── それは自分で考えて動かざるをえないですね。力もついていきそう。

八木:そうなんです。でもまだそれが分かっていない子には、きっちりと話をします。「やる気が出ない」とか「なんのために勉強するのかわからない」とか言う子って多いじゃないですか。そもそも何でそんな言葉が出るかっていうと、勉強していないからなんですよ。

勉強もしていないのに「これをやったからって実生活に使わない」とか「社会で活かせない」って決めつけているけど、それは車も乗ったことないのに運転がおもしろくないって言っているのと同じで。

何事にもやってみないと分からない領域があるんです。それなりにできるようになって初めて見えてくる世界があるから、まずはちゃんと勉強してみなさいって。そんな風に伝えています。

生徒が生徒をつないで広がる塾に

── 生徒さんはどのようにして受け入れいているのですか?

八木:生徒の子たちはほぼ、口コミで来てくれています。チラシとかも一切やっていないんですよ。

入塾希望があると、まずは面談をしています。保護者の方にも来てもらうことがあるのですが、まずは子どもとしっかりと話します。子どもの口から「頑張る」という言葉が聞けて、それならここに来て頑張ってみなさいって。

── 入塾テストもないんですか?

八木:はい。テストはしていません。賢い子に来てほしいとかは全くないので。

自分で頑張るって決めた子が入って、そしてまたその子が友達を呼んできてくれるんです。そうすると自然に意欲を持った子たちが集まってくるので、とてもいい雰囲気を保てています。僕たちも教えていて楽しいし、そういう面では本当にありがたく思っていますね。

生徒の日常的な学習が見えるように工夫された自習空間

── あと、教室の内装も気になっていたのですが……壁がないですよね。1つの広い空間というか。

八木:そうなんですよ。僕たちが座っているここが講師のいる場所で、生徒が勉強する場所と壁はありません。

八木:生徒がすぐに質問できるというのもそうなのですが、僕たちが生徒の日常的な学習を見ることができるんです。授業中の様子だけではなく、ここから見ていると「この子、予習の仕方が下手だな」とか「効率の悪い方法でやってるな」とかにも気付けるので、授業以外の面でもサポートしやすいんです。

八木:あと、壁際にはブース席もあります。1人で集中したい時はここで勉強していますね。ドリンクもフリーで飲めるんですよ。自分に合った空間で、質の良い自主学習を進めてほしいですね。

現役の大手予備校プロ講師が教える質の高い授業

八木:授業は、別室にあるこちらの教室でやっています。

── お〜。先ほどの部屋とはまた違った雰囲気ですね。キリッと集中できそうな空間。

八木:壁はコンクリートの打ちっぱなしで声がほどよく響くんです。この黒板も取り付けたんですよ。ホワイトボードじゃなくて、あえて黒板を。ホワイトボードだと何だか無機質というか……黒板にチョークで書く音って、集中力を高めると思うんです。

── そういえば、エンシェアさんのホームページに「大手予備校講師の授業」とあったのですが。

八木:あ、僕がそうなんです。大手予備校で講師もしているんですよ。

── え!?今もですか??

八木:はい、現役です。予備校では100人くらいの生徒に向けて授業をしています。そういう意味で「プロ」ということを自分で意識しておきたいし、スキルアップのためにも続けています。

── 100人ですか……!でもエンシェアさんの授業は最大でも12人と書いてありましたね。

八木:はい、そうです。その人数設定にも理由があるんです。僕は個別指導にも集団指導にもそれぞれメリットとデメリットがあると思っていて。

個別だと、その子に合わせられるのですが、レベルを合わせ過ぎてしまってうまく引っ張っていけなかったりするんです。あとは生徒がリラックスし過ぎてしまったり。

集団だと、単純に全員を細かく見ることはできません。100人もいると名前も覚えられないし(笑)

そう考えると、適度な緊張感もあって目も行き届かせることができるのは10人くらいなんです。僕たち講師の力を100%伝えるのにもちょうどいい人数かなと思います。やっぱり、講師の能力を発揮できないといい授業にはならないので。

ちゃんと伝わって、それを受け止められる子は間違いなく伸びていきます。

── ほかにも講師の方はいらっしゃるのですか?

八木:はい。僕が認めるというか、本当に能力が高い講師に来てもらっているので、授業のクオリティは保証できます。

授業についても、講師や生徒と相談してその都度考えているんです。「今年は理系が多いから数Ⅲを入れようか」とか。生徒にアンケートを取ったりもしますよ。「夏休み何したい?」っていう感じで。

── 生徒に寄り添った進め方ですね。大きな塾ではなかなかできないことだと思います。

自分の強みを活かして進んでほしい

── それでは最後に、八木先生ご自身についてのお話も聞かせてください。

八木:僕はもともと、サッカー選手を目指していたんです。でも大学を卒業した頃に怪我をして、その道は挫折しました。それから教育の仕事に就いて、今に至ります。

サッカーという1つのことに深く打ち込んだ経験があるので、自分と向き合うことが人より上手だと思っていて。そのスキルを生徒と関わる中でも活かしています。

例えば、僕はこれから先に必要なことの1つに「セルフマネージメントができる力」があると思っているんですよね。

── セルフマネージメントですか。

八木:はい。自分は何が好きで、何が得意で、どんなことを活かせるのか?ということを、自分としっかりと向き合って見つけていくことが重要なんです。

これからの時代、もっと狭いコミュニティでの仕事が増えてきます。だから自分のしたいことを発信しやすくなるんです。そういう場面では、自分で自分をマネージメントする力が必要なんです。強みをどんどん出していかないといけない。

そのためにも、まずは主体性を身に付けていくべきなんです。最初にお話したところにもつながりますね。

── 今後、何かやってみたいことはありますか?

八木:そうですね……いろいろな職業の人の話を聞ける機会をつくっていきたいというのが1つあります。現役で働いている人の話を聞くことで、生徒もその仕事のイメージがつきやすいし、モチベーションもあがると思うんです。

ほかにも、個人でやっている塾だからこそできることがまだまだあると思っているので、積極的に挑戦していきたいですね。

さいごに

Academy enn x share」(アカデミーエンシェア)の八木先生は、現代教育や学習塾のあり方についてブレない信念も持っていて、確実に実行に移しておられます。インタビュー中の八木先生のまっすぐな眼差しが、とても印象的でした。

エンシェアには「ただ塾に通う」というのではなく、「ここで学びたい!」という生徒たちが集まってくる環境が整っているな、と感じました。八木先生、貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました!

さんだ日和ではこれからも、三田市のさまざまな教室や習い事などを「三田の学び場シリーズ」として紹介していきたいと思います。

ちなみにこれまでの三田の学び場シリーズはこちらのリンクからご覧いただけますよ。

あと、取材させていただける教室も募集中ですので、ご興味のある方はぜひご連絡くださいね♪

「Academy enn x share」の基本情報

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    この記事を書いた人

    さんだびよりライターの杉です。
    ふだんは地元三田で個別指導教室と心理カウンセリング「Whole」を運営しています。
    いろいろな人たちの素敵な活動を皆さんに伝えていきたいです!

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