![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/cc066be1431f75a684ce0e187380be2f.jpg)
2021年10月12日(火)、三田駅前の三田市中央町にある旧町屋「IWAKI – 旧いわき呉服店 -」内に焼き鳥店の「鶏とまつば エニメニ店」が新しくオープンしますよ!
お昼はベーカリー&カフェとして営業中の「any many shop」(エニーメニーショップ)が、夜は石川県七尾市にある「鶏とまつば 本店」の姉妹店として華麗に変身!
鶏の素材そのものをシンプルに味わえる、絶品すぎる串焼きがいただけますよ♪
スポンサーリンク
鶏とまつば エニメニ店の外観と店内の様子
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/1c52458bcbf46760fc1a23a0228ec12a.jpg)
風情のある日本家屋に「焼鳥」の提灯が目を惹く外観。実はこちらのお店、お昼はあのお洒落なパン屋さんの「any many shop」(エニーメニーショップ)の場所なんです!それが17時以降になると焼き鳥店の「鶏とまつば エニメニ店」に早変わり。
ちなみに「エニメニ店」は、パン屋さんの名前から来てるんですね。三田店ではなくエニメニ店としているところに遊び心があって、素敵なネーミングです。
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/06/anymanyshop-open-027-300x200.jpg)
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/36a467a5300657cf0374e21f38893701.jpg)
「any many shop」(エニーメニーショップ)の店内に入り、奥にあるイートインスペースを抜けて左に入ると……
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/66763e3466a8f2795704bb6455ef45bf.jpg)
なんと、奥にはこんなに素敵なスペースが広がっているんです!ここが「鶏とまつば エニメニ店」の店内になります。
木目が素敵なカウンターには6人、その後ろに4人がけのテーブル席が。合計10席と座席数はそれほど多くないので、ご予約がおすすめです。古民家ならではの梁や柱などがあり、どこか落ち着くジャパニーズモダンな空間。テーブル席からはライトアップされたお庭が見えるようになっているんですよ。
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/5ea32cdd9754b804debf44fa913f2475.jpg)
カウンター席に座ると、こんな風に焼いているところが見えるんです。真近で見ると、食欲が余計にそそられますね。お腹が空いてきました……(笑)
店主のこだわりが光る串焼きの数々!一品ものや石川県の地酒も豊富
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/30ed34aa53fc806301db8e06bd4c718e.jpg)
はじめは「串焼きお任せ」の「七種」「九種」「十二種」から、どれか1つを選んでもらうスタイル。その日の仕入れ具合によって、店主が一番自信を持っておすすめするものを提供しています。もちろん、苦手な部位や好みなどを相談することも可能ですよ。
お値段的にも串物をバラで頼むよりお得になっていますし、なによりお任せコースってワクワクしますよね!このメニュー構成からも、シンプルながらもこだわりがあるのを感じます。
その他にも串物、一品、アルコールなどのドリンクメニューが沢山。お任せコースをいただいて、まだ食べたりない!となれば、串物から追加で注文するのもアリですね。一品ものも色々と気になるものばかり!
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/5dd5881a028582a654a838f154aa36ae.jpg)
メニューの中に「石川県の日本酒」というページを発見!日本酒にもこだわっていて、本店がある石川県のお酒を各種、取り揃えています。県外にはあまり出回らない、貴重なものが多いのだとか。
特におすすめは、鶏料理専用に作られた「とり純米」だそう。日本酒好きならぜひ、トライしてみてくださいね。
「串焼きお任せ 九種」をオーダー!初めて出会う希少部位の串に感動♪
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/3d756a44ba5120d7ceefb3c44be13fea.jpg)
お任せコースから今回は「九種」(2,150円・税込)をオーダーしました。焼いている間にまずこちらが登場。今回はプレオープン記念ということで、特別に一品料理から「特製ポテトサラダ」と「漬物」を出して頂きました。通常はお通しが付きますよ。
特製ポテトサラダは、じゃがいものごろっとした食感を残しつつアーモンドと黒胡椒の風味が効いていて、まさに絶品!漬物は特に梅のザーサイがものすごく美味しくて……。焼き鳥へのワクワク感も高まります。
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/cc066be1431f75a684ce0e187380be2f.jpg)
じゃん!ついにきました~!!なんて美味しそうなんでしょう……。左から「ふりそで」「はらみ」「こころ」「こころのこり」の4種類。通常は一串づつ出てくるスタイルで、一本一本ゆっくり味わえますよ。
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/c4c882095d92fffe6de78135444a29fa.jpg)
こちらは「はらみ」。一口食べるとジュワッと肉汁が溢れて、とにかくジューシー!弾力が凄くて噛み応えがあり、やみつきになる食感と程よい脂身がたまりませ~ん。塩加減も絶妙で、これは美味しい!
鶏肉は部位ごとに地鶏の産地を変えているそうです。炭は香りがいい紀州の備長炭を使用し、うまみを閉じ込めながらふっくらと焼き上げます。新鮮な鶏本来の味を楽しんでもらうため、肝や内臓系以外は薄めの塩味なんですって。
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/49208ca48d1dc5b03d25d7eb56ae51c0.jpg)
さらに驚いたのはこちらの「こころのこり」。その名のとおり心臓の周りの部位を集めて串にしたもので、希少部位なので本数がとれず、焼き鳥屋さんでも置いているところが少ないのだそう。
トロットロの食感で油の甘味がダイレクトに伝わってきます。柔らかくて程よい弾力があり、タレの味も抜群に美味しいです。全く臭みもなくて、初めて食べたのですがちょっと感動するくらいの美味しさでした!これはぜひ食べていただきたい!
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/1dae2484b9a4210f408a5e278262bbde.jpg)
テーブルの脇に置かれているお塩も、石川県産のもの。塩が有名な珠洲市(すずし)から入荷しています。お好みでこのお塩を鶏にパラパラと振ってみてくださいね。ロゴが入った枡の入れ物も粋でかわいい♪
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/95d3a5765c5794f5d12cb0d3a65174b7.jpg)
お次は「レバー」「ささみ梅肉」「手羽先」。どの串も一つひとつのお肉が大きくてビックリ!手羽先も見た目のインパクトが凄いですね。これまた美味しそうです。
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/a0b6139a1831650415789a03b622b272.jpg)
特に「手羽先」は、炭火の香ばしさが感じられて皮がパリッパリ!食べやすいように身を開いてから串打ちされていて、香ばしい皮とジューシーな身とのバランスがたまりません。鶏の新鮮さや美味しさがダイレクトに伝わってきて、まさにシンプルイズベスト。焼き加減も最高です。
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/3693fb4306c79ab349688b847d9538ba.jpg)
あと。美味しい焼き鳥を食べるとやっぱり飲みたくなっちゃいますよね〜ビール!(笑)思わず、こちらもファンの多い「ハートランド生」(580円)を追加でオーダー。間違いなのない、至福の組み合わせです♪
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/4f902fc3a0312c4e7809b77e226f846b.jpg)
最後に出てきたのは「野菜串」と「もち豚ばら」。野菜串はその時の旬のもので、今回は大ぶりで肉厚なオクラでした。この野菜串、本当にいいタイミングで出されるんです。お肉が続いた後に一串、野菜が入るとすごくさっぱりとしたアクセントになって、コースとしての満足度が全然変わってきますね!
噛めば噛むほどに豚の甘みが出てくるもち豚を含め、ガツンと食べて全9種。本当は全ての串の感想をご紹介したかったのですが、今回は特に気に入ったものを取り上げてみました。後は食べてのお楽しみということで(笑)
あ〜、すっかりお腹がいっぱいになって大満足です。ごちそうさまでした!
さいごに
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/7a63bf99980ea6a16efc52100e02f13a.jpg)
「鶏とまつば エニメニ店」の店主、成川 純平(なりかわ じゅんぺい)さんは、「any many shop」(エニーメニーショップ)の店主の杉浦さんと運命的なご縁で出会い、それから本店で厳しい修行を積んで、このお店を任されることになったんだそうです。
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/7ffd3e3ec0e18e268753ca8a6c867d2c.jpg)
「一串、平均で30~40gのところ、うちは多めの約50〜60gにしているので、ボリュームがあって一本をしっかり感じてもらえるようにしています。鶏の素材そのものの味を楽しんでいただきたいです」と語る成川さん。
一串一串、丁寧に焼き上げられる焼き鳥はもちろん、炭や塩、お酒などの随所にまで本物のこだわりを感じるお店でした。
鶏とまつば エニメニ店の基本情報
![](https://www.sandabiyori.com/wp-content/uploads/2021/10/1c585fe085540157b4c907dcd0d36e8e.jpg)
- 住所: 〒669-1529 兵庫県三田市中央町15-24
- 営業時間:17:00~24:00
※時短要請時は17:00~20:00の営業で、アルコールの提供は19:30まで。 - 定休日:月曜日
- 電話番号:079-562-2477
- SNS: Instagram