
「ペットは家族」という言葉は、今の時代ではすっかり当たり前になりました。でも、その家族をどう見送るのか。前もってそこまで考えている方は、それほど多くはないでしょう。そこで今回ご紹介するのは、ペットとのお別れを引き受けている【LECペット葬】について。
今回は、LECペット葬のスタッフさんに、ペットのお葬式事業を始めた理由から、葬儀のこと、ご遺骨のこと、そして最後のお別れのことまで、じっくりとお話を伺ってきましたよ。
スポンサーリンク
ペットのお葬式って、実際どうするんだろう?

犬や猫と暮らしていても、いざその日が来たときにどうすればいいのか?それって、じつは意外と知られていなかったりします。どこに連絡すればいいのか?費用はどれくらいかかるのか?遺骨はどうなるのか?
【LECペット葬】を運営する会社は、もともと人のお葬式を手がけてきた会社です。人のお葬式を手がけてきた会社が、なぜペットのお葬式まで手がけるようになったのでしょうか?まずは、そんなお話から聞いてみることにしました。
「ペットも立派な家族の一員」人のお葬式をやってきた会社が、ペット葬を始めた理由

── ずっと人のお葬式に携わってこられたレックさんが、あらためてペットのお葬式を始めることになったきっかけを教えていただけますか?
スタッフ もちろん、人のお見送りも大切なんですけど、最近では、ペットも立派な家族の一員と考えている方が多くなってきてますよね。そんなご時世なのに、ペットのお葬儀をしてくれるところがまだまだ少ない、という状況があったんです。
そこで当社では、できるだけ裾野を広げて、人だけでなくペットもご家族として、しっかりと最後まで見送っていただきたいという思いもあって、この「LECペット葬」というサービスを始めました。
── では、始められた頃は、ペットのお葬式という文化自体、世間的にはまだあまりなかったのですか?
スタッフ やっているところはチラホラとあったんですけど、そんなに多くはなかったですね。「ペット葬」という言葉自体も、今ほど認知されていなかったと思います。
あと個人的な話ですが、小さい頃から猫をたくさん飼っている環境で育ったんです。お別れも何回も経験して、そのたびによそのサービスにお願いしていたんですが、しっかり見送れたという実感が、正直ありませんでした。
自社で人のお葬式を手がける中で、これはペットも同じことだと気づいたんです。人も猫もワンちゃんも、ペットと呼ぶけれど家族と変わらない。だったら、自社でしっかりとした事業としてやっていきたい。そう思って、ペット葬を始めました。
ご遺骨は、好きなように供養していい

── 人のお葬式との違いや、ペット葬ならではのこだわりはありますか?
スタッフ 違いといえば、ご遺骨の取り扱いですかね。仏さんでしたら、ご遺骨を一部しか持って帰られないところ、ペットのお骨は好きなように持ち帰っていただいて供養ができるんですよ。土に埋めようが、海に還そうが、ご遺族が納得のいくように供養してくださいと、いつも案内させてもらっています。
そのままや、一部だけを持ち帰って手元供養されたり、散骨のためにパウダーにされる方も、最近多くなってきていますね。
骨になったあとも、ここはどの部位ですよ、この部分は特に大切にされたほうがいいですよ、というところまで、しっかりご説明するようにしています。
保護された子たちも、樹木葬でみんな一緒に眠る

スタッフ あとは、リピーター率がとても高いんです。保護活動をされている団体の方も多くて、保護したからには最後までというお気持ちがある一方で、ご遺骨まで持ち帰るとなると、結構な数になってきますよね。
だから当社の「樹木葬」では、合葬という形で納めていただいています。そのほうが寂しくない、というお気持ちもあると思います。
あとは、犬友だちや猫友だちの輪の中で「LECさんでやってもらって良かったよ」と、口コミで広げていただいていたりして、本当にありがたいことですね。
「小鳥も、お骨はちゃんと残りますよ」待っている時間に、思い出話を聞く

── あと、「LECのペット葬」では、形式よりも心を大切にするお葬式、ご遺族が安心して涙を流せる場づくり、を重視されていると聞きました。
スタッフ そうですね、それらを重視したい理由は、私たちスタッフ自身もペットを飼っている、ということだと思います。いずれ自分たちのペットも、自分たちの手で送るつもりでいますから。
大事にしてきた子の葬儀って、不安なものだと思うんです。ちゃんとお骨が返ってくるのか?とか。
ちなみに、「小鳥もお骨は残るんですか?」とよく聞かれるんですが、全然残ります。私自身、文鳥を飼っているんです。同じ文鳥の子だと「こういうことをよくしますよね」と話が合いますし、黄色い子が来たら「黄色は珍しいですね」とか。そうすると、思い出話を聞かせていただけるんです。
火葬を待つ時間って、しんどいと感じる方が多いんですよ。だから余裕があるときは、お話を聞くようにしています。そういった、ご遺族にとっての辛い時間を精一杯、寄り添わせていただく。そういったお葬式ができるようにと、いつも心がけています。
「元気でいってらっしゃい」って、送ってあげてほしい

── 最後に、三田やこの周辺でペットと暮らしている方、いつか来るお別れに不安を抱えている方に、伝えたいことはありますか?
スタッフ いつお別れが来るかは、誰にも分かりません。それは人間も動物も同じことなので、今、その瞬間を大事にしてほしいなと思います。
あのときこうしてあげたら。もっと撫でてあげたら。そういう後悔を残さないためにも、たくさん接してあげて、「あんなに可愛がったんだから、もう満足だろう、元気でいってらっしゃい。」というぐらいの気持ちで、送ってあげるほうがいいと思うんです。
最近までわたしが飼ってた猫は、後悔なく送ることができました。もう危ないですと病院で言われていたんですが、家に連れて帰ってきて、2時間ほどで、目の前で息を引き取ったんです。今でも思い出すと泣いてしまいますが、そのときは後悔がありませんでした。
ペットはそれぞれ、平均的な寿命は決まっていますけど、急死も実際、とても多いんですよ。朝起きたら亡くなっていたり、急に倒れたり。入院中はもちろん、事故だってありますから。
だからこそ、そのときしかない時間を大切にしてほしいんです。写真をたくさん撮っておくのもおすすめです。自分とペットとのかけがえのない思い出としても、ぜひ残しておいてほしいなと思います。
取材を終えて

お話を聞きながら、いちばん印象に残ったのは、スタッフさんご自身が飼われている猫の話でした。「今でも思い出すと泣いてしまう」と言いながら、それでも「後悔はなかった」と、迷いなく言い切っていたことです。
最後にお見送りをする仕事をしている人ほど、自分にもいつかその日が来ることを、いちばんよく知っています。火葬を待つ時間に思い出話を聞くのも、文鳥の色を珍しがるのも、決められた手順としてではなく、同じ飼い主としての気持ちから出ているんだろうな、と思いました。
まだ元気な子と暮らしている方にこそ、「元気でいってらっしゃい」と送れる日のために、【LECペット葬】のことを頭の片隅に置いておいてほしいな、と思いました。
【LECペット葬】の基本情報
- サービス名:LECペット葬(正式表記:レック ペット葬)
- 運営:株式会社レック ペット葬事業部
- 本社:兵庫県神戸市北区鹿の子台南町2-12-2
- お寺での火葬:兵庫県三田市・感応寺(火葬後は感応寺動物霊園にて永代供養)
- 電話:0120-81-4590(24時間365日 電話受付/当日火葬の受付は9時〜18時)
- 対応エリア:兵庫、大阪、京都、奈良、和歌山、滋賀など関西全域
- 料金の目安:
訪問火葬:合同火葬プラン 4,400円(税込)〜/一任火葬プラン 14,300円(税込)〜
お寺での火葬:合同火葬プラン 10,780円(税込)〜/個別火葬プラン 17,600円(税込)〜
樹木葬:骨壺2寸 11,000円(税込)/骨壺3寸 18,000円(税込)
※詳しくは、公式サイトをご確認ください。 - 公式サイト: https://lec-petso.com/


