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けやき台出身の若手実力派マジシャン、ジョン・道阪さんにインタビュー!

三田市を代表するマジシャン、ジョン・道阪さん

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世界で活躍する彫刻家の新宮晋(すすむ)さんやパティシエの小山進さんなど、著名なアーティストが多数在住する三田市。そんな三田市けやき台出身で、エンタメ界に新風を巻き起こしているプロマジシャンがいることを知っていますか?

今、京阪神を中心に華やかなステージパフォーマンスで観客を魅了している、ジョン・道阪さんに独占インタビューしてきました!

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プロの華麗な技を直接学べる、アットホームなマジック教室

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ジョン・道阪さんは、プロマジシャンとして活躍する傍ら、地元三田で月に1回マジック教室を開かれています。場所はJR三田駅直結のキッピ―モール6階、三田市まちづくり協働センターの一室です。

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普段はご年配の方向けの教室ですが、今月からお子さん向けの教室を始めるそうで、当日は4組の親子が見学に来られていました。お子さんたちも興味深々のご様子。

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今回は、数あるトランプマジックの中から『愛とお金』を特別に披露してくださいました!まずは、ハート・ダイヤ・クラブ・スペード4枚のエースを用意。

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その4枚の中から『愛』を意味するハートのカードを、1人のママさんの手のひらに置き、両手でしっかり握ってもらいます。

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もう1人のママさんにも、同じように『希望』を意味するダイヤのカードを握ってもらいます。

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ジョンさんがパチンと指を鳴らすと、ママさんたちの心の奥底から黒~い欲求が沸き上がってきたのか…

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なんと!2人の手の中にあったハートとダイヤが、『お金』を意味するクラブとスペードに替わっているではありませんかっ!!これぞまさにイリュージョン!!

すぐ目の前で見てたのに、まったく分かりませんでした……。(笑) ジョン・道阪さんの教室では1回のレッスンで1つの技を学べるほか、こんな華麗なマジックも披露してもらえるんです。

普段は聞けない、プロマジシャンの素顔を直撃インタビュー!

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── それでは早速インタビューを始めさせていただきますね。まず『ジョン・道阪』の名前の由来って何ですか?

ジョン・道阪 10年前のマジックブームの時、僕も生徒としてマジックを習いに行ってたんです。そしてある時、セミプロとしてマジックバーデビューする機会があって、その時に当時の先生が「芸名をつけてあげる」と言ってくださって。その先生がビートルズ好きだったんです。

その時、候補に挙がったのが『ドン』と『ジョン』。さすがに『ドン』はないやろ~!ってことで、ジョンになったんです。あと『ジョン』って人懐っこい犬のイメージがあるから、僕の性格も含めて選びました。

── ジョンさんがそもそも、ビートルズ好きというわけではなかったんですね?(笑)

ジョン・道阪 先生が好きだったんです。あと、芸名ってけっこう横文字がつくじゃないですか?漫才師の方とか。僕のキャラ的にも『ジョン』っていうのが合ってるのかな~と。

── 「道阪さん」って呼ばれるより「ジョンさん」っていう方がイメージに合ってますよね。

ジョン・道阪 そうですね。周囲からは『ジョンちゃん』『ジョンくん』『ジョンさん』って言われることが多いです。そこに本名の『道阪』をくっつけて『ジョン・道阪』としてやってます。でも『道阪』に触れられることはほとんどないです。(笑) 逆に、地元の友達は本名を知ってるので「ミッチーがマジシャンになるとはな~!」っていまだに驚かれることも多いですよ。

誰もが通る20代後半の“挫折”を経験して、29歳でプロデビュー

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── プロデビューして、何か変わったことはありますか?

ジョン・道阪 ここ2~3年で皆さんが認めてくださるようになってきたんですが、やっぱり7年目から10年目の時期が一番しんどくて……。吉本の芸人さんでもそうですが、27~30歳ぐらいが一番正念場って言われてるんです。

30歳ってやっぱり分岐点になるじゃないですか?芸人をやっていても続けるか辞めるかっていうところで。僕の場合、9年間の下積み時代があってそこを乗り越えて29歳でプロデビューできたわけです。まぁ、今も下積みみたいなもんですけどね。(笑)

島田紳助さんもおっしゃってましたが、「芸事は10年やって芽が出なかったら、才能がないと諦めることも大切」だと。僕も正直辞めようと思っていましたからね。

── ジョンさんにも辞めようと思った時があったんですか?

ジョン・道阪 もちろんありましたよ!ホンマに芸事だけで食べられる人は一握りだけで、全然食べていけないんですよ。だから親にも「30歳までやってアカンかったら諦めて働く」って言ってましたもん。でも幸いにして、何とか30歳までにうまく行けてしまったというか。

── そういう意味では、今の活躍をご家族やご友人は喜んでるんじゃないですか?

ジョン・道阪 新聞に載ったり、少しずつテレビに出るようになって父親は認めてくれるようになりましたね。基本的に芸事って親は反対するじゃないですか?そして僕、長男なんで、下積み時代にはよく「早く就職して、結婚して、奥さんをもらってほしい」って言われてましたもん。(笑)

家を出るときも父親と大ゲンカして「もう早く辞めてくれ!」って言われてましたから。大学に入って趣味でやってる時はよかったんですけど、いざマジシャンを職業にするってなったときに大反対されましたね。芸能人って言ってもいつ仕事がなくなるかわからないですし、父親はそれを心配してくれてたんでしょう。でも、周りのみんなが就職活動してるときにも、僕は「プロになる!」って決めてたので迷いはなかったです。

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── 長年苦労されてきたジョンさんにとっての『転機』ってありましたか?

ジョン・道阪 1回目の転機は27歳の時。実は挫折を味わって、マジックを辞めた時があったんです。当時、マジシャンを辞めて篠山の和菓子屋さんに勤めてたんですけど、お店の知人の方のご厚意で何度かマジックを披露する機会があって。7年もやっていて芽が出なくて、大阪進出の覚悟も定まっていなかったときにその方が応援してくださったんです。

大阪に出てからも人脈ゼロの状態からスタートしたのですが、20代で起業した方が周囲から応援してもらいやすいということをある方からアドバイスしていただき、その通りに実践したところ結果が出始めました。今でもその方にショーの手伝いやブレインの一人として活動を応援していただいています。一番お世話になっている方です。その後、いくつか経営者の会に出向いたところ、そこから繋がりができるようになっていって、節目節目にキーマンという方に出会えていますね。

── 地元の三田ホテルさんにイベント出演されるようになったのもその頃ですか?

ジョン・道阪 はい、三田ホテルさんへは自分で売り込みの電話をかけたんです。それまで吉本のNGKで働いてたんですが、「地元の三田でやったら応援してもらえるんじゃないか?三田やったらホテルやな」って思ったんです。それで「僕は地元三田市出身のマジシャンなんです」って売り込んだんです。

でも、僕を買ってもらえたのは3回目でした。1回目は「誰?」っていう感じで門前払いで冷たい反応だったんですけど、話だけは聞いてくださって。そして2回目は交通費までは出してくれるとおっしゃって。その後、今の実績と信用を勝ち取って、3回目で契約していただけることになったんです。当時の副支配人さんがまずは半年契約でしてくださったんですけど、結果的に評判が良くて1年半まで延長していただけました!

その1年半の間、毎週金曜日には三田ホテルさんで1回も休むことなく出演し続けました。それ以外の日は朝から晩までバイトをするという、精神的にも肉体的にもキツイ日が続きましたね。

ほとんどの芸人はその壁を越えられないところなんですが、親と大ゲンカしてまでやると決めたことなので「ここで行かな男じゃないやろ!」と僕は思ったんです。それから大阪で芸能界・経済界に幅広い人脈を持つ方を紹介していただいて、その方との出会いがあった後に我慢してきた9年間が報われて一気に花開いていった。それが29歳だったんです。

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── 今は大阪・神戸・京都を中心に活動されていますが、ジョンさんにとって三田ってどんな場所ですか?

ジョン・道阪 三田は高校生まで暮らしていて、一番長く過ごした場所。帰ってくるとホッとしますね。今は大阪に住んでいるので三田に帰ってくるのは月1回程度ですけど、翌日に予定がなければ実家でゆっくり過ごします。ほら大阪って忙しないでしょ?ホッとする瞬間がないんですよね。

三田に帰って来た時はどこかに出かけるというよりは、昔からお世話になった方のところに顔を出すようにしています。プロを目指してSATY(今のイオン)でバイトをしていたときにお世話になった方とか。それ以外は実家でゆっくり過ごしますね。それで元気をもらって大阪に帰ります。

ジョン・道阪ワールド全開!笑いを盛り込んだ個性的なパフォーマンス

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── ジョンさんの武器や強みってどんなところだと思われますか?

ジョン・道阪 マジシャンである前に、一個人として人間性を磨くことの大切さというのは、目上の方などいろんな方から言われています。どんな仕事でも、人としての魅力があると成功できるって思うんです。そのために、人脈を広げるための勉強会には積極的に参加しています。

おもてなしの心を磨くとか、人のために動けるにはどうしたらいいか?というような考え方を身に着けるようにしたことで、だいぶ変わったって言われるようになりました。「人の本質というのは1回会っただけではわからないから、5回は会うようにする」とか、「名刺を頂いたらお礼は24時間以内に入れる」とか、人付き合いの基本というものを勉強しています。

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あと、マジシャンとしては、傘を使ったパラソルマジックや、ジョン・レノンに扮して音楽とマジックを融合させた『ジョン・レモン』なんかは、僕にしかできないマジックですよ。

そう、こんなふうに……

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── うわ!ビックリしたww これが噂の『ジョン・レモン』ですね(笑)

ジョン・道阪 パラソルやハトを使ったマジックは大会で賞も取っているほどの自信作です。あと、『おまじないだジョン』と『ジョジョンがジョン』っていうオリジナルのおまじないがあるんです。大阪では結構ウケるんですけど、この業界はパクリパクられの世界なんで、商標登録しようと思ってます。(笑) そういうネタを考えるのは大好きなんですよね。

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── ジョンさんの今後の夢ってありますか?

ジョン・道阪 まずは、アメリカのラスベガスで1年に1回開かれる世界大会で優勝すること。なぜかっていうと「この人のコレ!」っていうオリジナル作品がないとテレビに出れないんです。芸人さんでいうと『どぶろっく』さんとか、オリジナルで絶対的にウケるっていうものがなかったら出ていけないっていうのがあるんです。

僕は『ラスベガスで優勝』というタイトルを、このジョン・レモンで取りたいと思ってます。他にもタイトルは10個持ってますけど、ラスベガスで優勝できれば世間の人も認めてくれると思うんです。
それで、まずは世界タイトルを取って、35歳から40歳でマジシャンとして大成して弟子を持つこと。それが30代後半の目標です。

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── 最後に、地元三田の方へのメッセージをお願いできますか?

ジョン・道阪 僕はマジックを11年やってますけど「どうして一つのことに夢中になって続けることができるのか?」っていろんな人に聞かれるんです。もともと極めたいっていう性格的な部分もあると思うんですけど、普通の人はそんなに続かないと思うんですね。僕は結構、松岡修造さんみたいな情熱的なタイプなんで、もう絶対行くって決めたら「やったる!」と思うんです。

スポーツをやってた時もそうやったんですけど、結構負けず嫌いなんで、やり続けて結果を出すってとこまでは頑張って続けます。マジックも一度は辞めてしまったけど、それでも最後まで諦めないで続けていたらうまくいくってことを伝えたい。自分がやりたいって思うことは、自分が納得するまでやって、それでアカンかったら諦めたらいいと思うんです。

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── 諦めずに続けていくことの秘訣はありますか?

ジョン・道阪 僕は毎年1年ごとの目標を色紙に書くようにしています。例えば『アメリカで優勝する』とか『車が買えるようになる』とか。それを1年ごとに書いて、1年経ったら振り返ってできたものにはチェックする。そういうやり方を師匠に教えてもらいました。自分にできる目標を決めるということを心がけています。

僕はやっぱり地元が好きなんで、三田市の発展になることには貢献したいと思っています。僕で力になれることがあればこれからも活動していきたいと思っていますので、みなさん応援よろしくお願いします。

── ジョンさん、今日はありがとうございました!益々のご活躍を楽しみにしています。

ジョン・道阪さんの今後の活動予定はこちら

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マジシャンとしての卓越したテクニックに、ちょっとしたお笑いのエッセンスが加えられた、ジョン・道阪さんのマジックの世界。今回のインタビューでも、ジョンさんの真面目で実直な面と、親しみやすいユニークな面とを垣間見ることができました。

そんなジョン・道阪さんのお子さん向けマジック教室が、いよいよ6月からスタートします。お子さんはクラス会の出し物に、お父さんは宴会の余興にとマジックを習得すれば人気者になれること間違いなし!

  • 【開催日】6月11日(土) 10:00~11:00(7月以降は第2土曜または日曜に開催予定)
  • 【場所】キッピ―モール6階まちづくり協働センター 講座室
  • 【料金】お子さん一人につき1,500円(材料費は別途500円~2,000円。内容によって異なります)

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さらに6月24日(金)には、母校である三田市立けやき台中学校の創立30周年式典で、マジックショー&講演会に出演されます。この式典は一般の方も参加できるそうなので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

プロマジシャン ジョン・道阪さんへの出演依頼はこちら

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