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黒枝豆農家×飲食店×販売スーパーが三田の黒枝豆を盛り上げる!「三田黒枝豆食べようプロジェクト」が10月8日(金)~24日(日)に開催されるよ

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三田天然温泉 寿の湯1

この記事はさんだびよりを応援する三田天然温泉「寿ノ湯」の提供でお送りします。

「三田黒枝豆」を堪能できる「三田黒枝豆食べようプロジェクト」が、2021年10月8日(金)~24日(日)の17日間にかけて開催されますよ!

三田市の生産農家と飲食店6店舗、販売スーパーが連携。期間中には飲食店6店舗にて「三田黒枝豆」を使った特別メニューが食べられます。日本料理・フレンチ・イタリアンなど、それぞれの分野のプロが生み出すお料理を味ってみませんか?

また、6店舗のシェフたちが考案した簡単レシピも販売スーパーなどで配布されます。お家でも「三田黒枝豆」を使ったお料理が手軽に作れちゃいますよ。三田ならではの秋の味覚を楽しみましょう♪

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目次

優しい甘味とほっくり食感!化学肥料や農薬の使用を抑えた「三田黒枝豆」

「三田黒枝豆」の品種は粒が日本一大きく、黒豆の王様とも呼ばれる「丹波黒大豆」です。黒枝豆は丹波篠山市の名産品として有名ですが、ここ4年間で三田でも栽培農家が2倍強と急増し、新たな黒枝豆の産地として認知されはじめているんです。

化学肥料と農薬の使用を県の基準の5割以上減。残留薬品、抗生薬品を国の基準の1/10以下とするなど、厳しい基準をクリアした自然な農作物生産にこだわっているのが「三田黒枝豆」の大きな特徴です。安心して口にできるのは嬉しいですよね。

プロジェクトの発起人は、創業48年の日本料理の名店「こにし家」二代目若主人の「小西智允(こにし さとちか)」さん(写真左から2番目)。「三田を黒枝豆の一大産地にしたい!」という大きな夢をもつ、やる気溢れる若手農家さんとの出会いがきっかけとなり、今回の企画が立ち上がったそうです。

「三田黒枝豆」は香りがよく優しい甘みとほっくりした食感で、食べ飽きないほのぼのとした味わい。10月初旬から末にかけて収穫されます。時期によって色や味わいも変化するので、何度か購入して味の違いを楽しむのもおすすめですよ。

「三田黒枝豆食べようプロジェクト」の特別料理&レシピの試食会に行ってきました

今回、「三田枝豆食べようプロジェクト」に先駆けて行われたメディア試食会が「こにし家」さんで開催され、私も恐れながら参加させてもらいました!

こちらが試食会でのお品書きです。各店舗から期間中にお店で出される特別メニューと、料理人の知恵と工夫が詰まった今回のプロジェクトで公開されるレシピのお料理を、それぞれ味わってきました。

では早速、特別メニューから出された順番でご紹介していきますね♪

プロジェクト参加6店舗の特別料理をご紹介!

ブラッスリーアジャンの「黒枝豆とシェーブル(山羊のチーズ)のクネル」「枝豆・秋茄子・栗のパイ包み焼き」

まずは、三田町にあるフレンチ「ブラッスリーアジャン」の特別メニュー、「黒枝豆とシェーブルのクネル」。見た目も美しいですね。いちじくの上に30~40分茹でて柔らかくなった黒枝豆と山羊のチーズ、枝豆のブイヨンを合わせてペースト状にしたものをのせ、キャビアとカラスミと共にいただきます。

いちじくの甘さとチーズの深み、キャビアの塩味と優しい黒枝豆の味が絶妙にマッチして、何とも言えない美味しさ。ねっとりとした食感もたまらないです。フレンチならではの繊細な味がギュッと凝縮した一品。

こちらは、ランチ、ディナーのアミューズ(お通し)として出されるそうですよ。

アジャンからはもう一品「黒枝豆・秋茄子・栗のパイ包み焼き」(写真手前)も。パイのサクサク感と中に入っている黒枝豆と栗のゴロっと感、異なる食感が食べていて楽しく、焼きナスの味も感じられて思わずうなる美味しさでした。

こちらは、メイン料理の付け合わせとして出されるようです。ぜひ堪能していただきたい2品です。

店舗

キビトパンの「黒枝豆のフォカッチャ」

続いて、高次にあるベーカリー「キビトパン」の「黒枝豆のフォカッチャ」(写真左)。ビオイーストという有機小麦からとれるイースト菌を培養して作られたパンで、生地の甘さを控えて小麦本来の味が分かるようになっています。

皮ごと入れた黒枝豆が、パン生地に対して2~3割の比重で入っているんですって。

口に入れた瞬間、バリッとした噛み応えのある生地で、中はもっちりしてやわらかい!塩とオリーブオイル、黒枝豆の風味と香り、ホクっとした甘みをダイレクトに感じます。

シンプルなんだけど、それが最高に美味しくて……。これはエンドレスで食べたくなってしまいます。パン好きな私としてはリピート決定です(笑)

店舗情報

ラ・クチナ・イタリアーナ・トレントゥーノの「黒枝豆と日向牧場チーズのソース タリアテッレ」

西山にあるイタリアン「ラ・クチナ・イタリアーナ・トレントゥーノ」の特別メニューは、三田の牛乳農家が作った日向牧場のチーズと大きくしっかりした黒枝豆を茹でてペーストしたものに、イタリア産の羊のチーズを合わせたソースが絡んだ手打ちのイタリアテッレ。

上にのっている黒枝豆は青いもの選んでローストしたもので、ソースに使う豆と使い分けているのがポイントです。

すだちをギュッと絞って、フォークにのっているパスタを一口でパクリ。爽やかなスダチの香りがまず鼻を抜け、その後に黒枝豆の香りがやってきます。

こっくりとしたチーズの味とベストマッチ!黒枝豆のやわらかい食感と風味もしっかりと感じられて、これは美味しい……。贅沢な気分になるパスタです。

店舗情報

日本料理 桶屋町 神田の「茄子のずんだがけ」

中央町にある日本料理の「日本料理 桶屋町 神田」からは、三田産の茄子に優しい緑色が目を惹く「茄子のずんだがけ」。ずんだは黒枝豆を茹がいてペーストにして、塩、酒、みりんのみのシンプルな味付け。上にミョウガと柚子をのせた一品です。

ずんだの滑らかな舌触りとミョウガの瑞々しさとシャキシャキした食感、ほんのり香る柚子が合わさって、何とも言えない味わい深い美味しさ。

茄子をはじめ素材そのものの味をたっぷりと感じられ、食べると体に染み渡るような、どこかほっこりとする上品なお味でした。

店舗情報

シェールバッカスの「黒枝豆とマスカットとジンのカクテル」

お次は、駅前町にあるバー「シェールバッカス」のカクテル。まず色合いがキレイで思わず見入ってしまいました。飲む前からワクワクしますね。

シャインマスカットを絞り、その果汁の中に枝豆を浸しながらくだき、味が染み出ていくという特殊なジューサーを使っているのがポイント。そこにジンとレモン、少しのマスカットのお酒がブレンドされています。

今回はお車でお越しの方もいるのでと、ジンなどのお酒は控えたソフトドリンクをいただきました。

はじめにマスカットの爽やかな口あたりと自然の甘味を感じ、余韻に枝豆の風味とコク、甘味が残ります。大人のフルーツジュースという感じ。

今度は、ジンを入れた本格的なカクテルも試してみたいです……(笑)

店舗情報

こにし屋の「黒枝豆の葛餅」

最後に登場したのは、プロジェクトの発起人である「こにし家」の「黒枝豆の葛餅」です。黒枝豆のペーストに吉野葛を練り込み、和三盆を使ったきな粉と黒蜜でいただきます。

スプーンを入れるとプルプル感がよく分かり、一口食べてビックリ!もっちりした食感と同時に、中に黒枝豆が粒のままゴロッと入っていて、しっかりとした豆の味と食感が感じられてめちゃくちゃ美味しい。

黒蜜ときな粉の程よい甘さと相性抜群です。締めに食べたい甘味として最高の一品でした。

店舗情報

お家で手軽に楽しめる!プロ考案の「三田黒枝豆のレシピ」を公開

今回のプロジェクトに参加した6店舗からは、三田黒枝豆を使った特別メニューに加えて、ご家庭でも簡単に作れるレシピ料理もご紹介いただきました。その中でも「こにし家」からは、試行錯誤の末にたどり着いたプロ直伝の「ゆで黒枝豆」のレシピ料理が。

写真の上の緑が鮮やかなさやは、従来通りのやり方で沸騰したお湯に12~13分茹でたもの。下の黄みがかった緑のさやが、こにし家直伝のやり方でしっかり30分ほど茹でたもの。

食べ比べてみると、思わず周りからも感嘆の声が漏れるほどの味の違いが……。これはちょっと衝撃でした。従来通りの豆も十分美味しいのですが、しっかり茹でられた方は甘さもコクももっちり感も間違いなく増していて、本当に美味しかったんです。

これは、ぜひ試してみて欲しいレシピですね!

その他にも、それぞれの店舗のシェフが考案したレシピ料理が次々と。家庭でできる本格的な「黒枝豆ご飯」や、レンジでできる「洋風茶碗蒸し」、「ジャガ芋と黒枝豆のガレット」、中近東のヒヨコ豆のペーストを黒枝豆でアレンジした「ディップペースト」などなど、どれも納得の美味しさでした。

こちらのレシピは、以下の販売店で配布されていますよ。簡単にできるものばかりなので、外出しづらい今の時期、お家で作って楽しんでみてはいかがでしょうか?

  • パスカルさんだ
  • イオン三田店
  • イオン北神戸北店
  • イオンウッディタウン店、他

※各店舗3,000枚の配布。設置するQRコードからもアクセス可能

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さいごに

厨房には小西さんはじめ、三田市内の飲食店の料理人の皆さん、カウンター席には生産農家の皆さん

「三田黒枝豆」の美味しさやこだわりを多くの人に知ってもらいたいと感じた、今回の「三田黒枝豆食べようプロジェクト」試食会。生産農家と料理人の皆さんが理想の黒枝豆について熱く語る様子や、意見交換をされるシーンが何度も見られました。

素材や生産者をよく知った上で料理ができるのは、農業と街が近い三田だからこそ。生産農家・飲食店・販売店・消費者が交流してもっと美味しい物を作っていきたい、と語られている姿が印象的でした。

いろんな方の想いがこもって形になった数々のお料理。「三田黒枝豆」を使った今しか食べられない絶品グルメを、この期間にぜひ味わってみて下さいね。

※各店の営業時間は、兵庫県から出された「飲食事業者に対する営業時間短縮の要請」の影響で変更になっている可能性があります。詳細については、各店舗にお問い合わせください。

過去の特別料理フェアの様子

三田の生産農家や飲食店が参加した特別料理フェアは今回のほかに、「三田うど」を題材にしたフェアが2021年4月に開催されています!その時のお料理や試食会の様子は、以下の記事でご紹介しています。

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この記事を書いた人

さんだびよりライターの河西です!
約20年三田に住んでいます。
学生時代から過ごしたこの街の魅力を地元愛とともに、たくさんお届けできればと思っています!

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